Oリンのグ製作工程
Oリングの製作には大きく分けて4種の方法があります。
1、金型成形
2、加硫ジョイント
3、シールジェット
4、ジョイントOリング
お客様の希望される寸法、強度、精度、材質、数量などから製造方法を選択します。
1、金型成形
寸法専用の金型を使用する最も一般的なOリング製作の方法です。
2、加硫ジョイント
線径にあわせた金型でジョイント成形する方法です。
接着剤でつないで製作するOリングに比べ、ゴム本来の強度を備えたOリングです。
詳しくは加硫ジョイントのページをご覧ください
3、シールジェット
成形済みのパイプ材から切削りにより製造する方法です。
詳しくはシールジェットのページをご覧ください
4、ジョイントOリング
押出し成形したゴムを接着剤でつないで製作するOリングです。
Oリングを1本から製作いたします。 詳しくは以下をクリック!!
Oリング用一般材料
材質名 | JIS記号 | 使用温度目安 | 特性 |
NBR Hs70 |
1種A | -30℃~+100℃ | 最も一般的な材料で優れた耐油性と耐摩耗性を有し、 また安定した耐熱性をもつ材料です。 |
NBR Hs90 |
1種B | -25℃~+100℃ | 1種Aとほぼ同等な特性を有し、 1種Aよりも硬く耐圧性に優れた材料です。 |
NBR Hs70 |
2種 | -25℃~+80℃ | 灯油、軽油等の燃料油に優れた耐油性を有する、 一般燃料油用の材料です。 |
SBR Hs70 |
3種 | -50℃~+80℃ | エチレングリコール、ブレーキ油等の動・植物油に 最も優れた特性を有する材料です。 |
シリコーン Hs70 |
4種C | -50℃~+200℃ | 優れた耐熱性、耐寒性を有し、広い温度範囲で 優れた圧縮復元性を有する材料です。 |
FKM (フッ素ゴム) Hs70 |
4種D | -15℃~+200℃ | 最も優れた耐油性、耐薬品性、耐熱性を有し、 広範囲に使用できる材料です。 |
EPT Hs70 |
※ | -45℃~+100℃ | 耐候性、耐オゾン性、耐熱性、電気的性質の 優れた材料です。 |
CR Hs70 |
※ | -45℃~+80℃ | 耐候性、耐油性に優れた特性を持った材料です。 |
IIR Hs70 |
※ | -40℃~+100℃ | 耐薬品性、耐水性に優れた材料です。 |
シリコーン (透明) Hs50 |
※ | -50℃~+200℃ | 4種Cの低硬度品です。 |